2024年春の開業に向けて、北陸新幹線の工事が進んでいます。当面の終着駅となる敦賀駅が現在どうなっているのか！散歩して見てきました。
日本一高い新幹線駅
北陸新幹線敦賀駅は、日本一高い新幹線駅となる予定です。高さは12階建てビルに相当する約37メートル！この田舎にどうしてそんなに高い駅舎が必要なのかというと、近くに在来線をまたぐ形で国道8号線が通っており、更にその上を通る必要があるからです。
深山トンネル出口付近
田んぼの真中にそびえ立つ高架橋。深山トンネルを出たところです。ラムサール条約登録・中池見湿地付近を通るため、トンネル工事は難航したようです。
国道8号線との立体交差
画像中央、左右に通るのが国道8号線です。立体交差しています。
深山トンネル方面
振り返るとこんな感じ。
仮設住宅？
国道8号線の脇に、仮設住宅的なものが並んでいました。作業員が利用されるのでしょうか。
作業中トロッコ
更に駅方向に進んでいくと、線路上で作業をしているトロッコを発見しました。ちなみに奥の山はもともとは赤線で結んだ形でしたが、高架橋を作るためにごっそりと削られてしまいました。
山が削られた場所
近くで見るとこんな感じです。この高架橋のせいで、あたりの風景が一変してしまいました。今でも何だか不思議な感じです。
敦賀駅方面
駅方面。間近で見ると迫力があります。やっぱりカッコイイですね！
北陸新幹線敦賀駅・やまなみ口(東口)
2023年3月30日に、国道8号線から敦賀駅・やまなみ口へと向かうための交差点が完成し、信号機が設置されました。駅からはやや北寄りのところにつながっています。木の芽川を通る橋がかかっていますが、橋の先は関係者以外立入禁止になっています。
国道8号線からの道
夕方に撮影したので、若干見にくい点はご了承下さい。
歩行者用の橋
歩行者用の橋もかかっていますが、この付近はまだ舗装されていません。駅の目の前に川があるので、商業施設等を付近に作るのは難しそうです。
深山トンネル方面
振り返ると、長く続く高架橋が見えます。圧巻です！
北陸新幹線敦賀駅・やまなみ口(東口)
北陸新幹線敦賀駅・やまなみ口です。在来線は反対側の西口にあり、また西口方面から市内に向けて町が発展しているので、やまなみ口付近には今のところ何もありません。国道からアクセスしやすい、というためだけに作られた感がしますが、今後はどう発展していくのでしょうか？
新幹線車両基地方面
敦賀駅の先は新幹線車両基地があり、まだ高架橋は伸びています。ただ、深山トンネルからは徐々に高度を下げており、駅の南側で再び国道8号線をまたぐ場所では、在来線と同じ高さの場所を通っています。
まとめ
北陸新幹線敦賀駅は外観の工事がほぼ終了し、今は内部の工事が行われているようです。以前は夜中でも工事の電気がついていることがあり、遅れを取り戻そうとしているように見えましたが、最近は夜は真っ暗です。
最近の変化は、国道8号線からのアクセスが可能になったこと！です。
日中は工事車両等が交差点を行き来し、交差点が活躍していますが、先にも述べたように夜は工事が行われていないため、交通量は皆無です。よって夜国道を走っているときにその信号で止められると、若干イラッとしてしまいますが(笑)、今後の発展のためには重要な交差点になりそうです。
地元民としては、いつも車から見ていても、実際に写真を撮ってみることはなかなかないのではないか思います。時々は車を降りて、記録を残しておくことも大事ですね！
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